失敗する前に！ウォーターサーバーが無料で使えるからくり！レンタル無料は罠なのか？

ショッピングモールや家電量販店で「ウォーターサーバーが無料で導入できます」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

無料と聞くとなんとなく胡散臭い気がしてしまいます。

そこで、今回の記事ではウォーターサーバーが無料で使用できる仕組みや、ウォーターサーバーが無料は罠だと言われる理由を詳しく解説していきます。

この記事を読み仕組みを理解することで、ウォーターサーバーが怪しいと感じることはなくなるでしょう。

※記載の月額費用は水代＋本体レンタル料＋安心サポート料等の必要コストの合計（税込）になります。尚、表示価格は総額表示になります。（参考：消費税法の考え方）
※記載の電気代は一般家庭の消費エネルギーにおけるJDSA基準の「消費電力測定基準」又は公式サイト発表の金額になります。
※一部、参考元としてウォーターサーバーガイドラインを参考にしています。

ウォーターサーバーが無料で使えるからくり

最近のウォーターサーバーは、レンタル料無料という機種やメーカーが多くなっています。

さらに、初期設置費用や配送料、メンテナンス料なども無料の場合がほとんどです。

では、一体どうやって無料にしているのでしょうか？

レンタル料無料のからくりはシンプル！

ウォーターサーバーのレンタル料が無料になるからくりは至ってシンプル。

各メーカーは『毎月注文される水代で利益を得ている』ためレンタル料を無料にできるのです。

例えば、賃貸物件で敷金/礼金が0円の物件を目にしたことは無いでしょうか？

賃貸物件のオーナーさんは毎月の賃料などで利益を得ているため、礼金などの初期費用を抑えてくれる場合があります。

ウォーターサーバーのメーカーも毎月の水代で利益を確保しているので、レンタル料が無料でも全く怪しくはありません。

また、他にもレンタル料を無料にできるカラクリはいくつかあります。

天然水の原価が0円！？

ウォーターサーバーの水は、富士やアルプス、南阿蘇などの有名な名水処で採水されています。

降った雨や雪が地表に吸い込まれ、長い年月をかけて地層で過されることで地下水として蓄えられます。

その地下水を、汲み上げたり、湧き水となって地表に出てきたものがウォーターサーバーの原水です。

つまり、天然水の原価はほぼ0円ということです。

天然水のウォーターサーバーは水ボトル1本（12L）で約2,000円程度が相場なので、そう考えるとサーバーレンタル代が無料なのも納得です。

ウォーターサーバーのレンタル無料は罠？胡散臭いと怪しまれる理由や裏事情

イオン（ショッピングモール）で無料だと勧誘される

イオンなどのショッピングモールに行くと、催事場などでウォーターサーバーのイベントを開催していることがあります。

そこで「今ならレンタル料無料」などの案内を受けたことがある方も多いのではないでしょうか？

「無料」といわれるとなんだか怪しい気がしますよね。

無料という案内の仕方で、うさん臭いというイメージがついているのかもしれません。

また、イベント会場でのウォーターサーバーの契約では下記の様なトラブルがよくあります。

イオンなどのイベントでよくあるトラブル

• 料金についての案内が理解できていなかった
• 違約金があるなんて聞いていなかった
• 今だけのキャンペーンがあると勧誘された
• 契約するまで放してくれなかった

契約してみたら予想外の費用がかかったなど、デメリットを認識していない方が多いようです。

営業担当者はどうしても良い面ばかりを案内するので、デメリットはあまり強調しないでしょう。

契約を獲得しようという営業方法がイベントでのトラブルの大きな原因です。

このトラブルの多さもウォーターサーバーが怪しまれる大きな要因でしょう。

イベントなどでトラブルにあわないために！

家族構成やライフスタイルにより最適なウォーターサーバーは変わってきます。

どのウォーターサーバーにするか決めていない場合、他社と比較し料金についても詳しく調べるべきです。

また、WEB限定のキャンペーンを行っているメーカーもあるので、イベント会場での契約はおすすめしません。

「今なら無料」という言葉の罠にかかり、勢いで契約してしまわないように注意しましょう。

ウォーターサーバーのイベントでトラブルが多い理由や裏事情

なぜウォーターサーバーのイベントではトラブルになるケースが多いのでしょうか？

ウォーターサーバーのイベントは大きく分けて2つのパターンがあります。

• ウォーターサーバーのメーカー直営イベント
• ウォーターサーバーの代理店運営イベント

共通しているのは、どちらも現場での獲得ノルマが課せられる場合が多いということです。

ショッピングモールなどで、イベント会場を利用するためには当然費用が必要です。

その為、営業活動にはもちろんノルマが課せられ、強引な営業を行ったり悪徳な勧誘をする営業マンが出てきてしまうのです。

WEB窓口で申し込みをしてもレンタル料は無料のはずですが「今、契約すれば無料にします」や、「注文ノルマはありません」などと、事実とは異なる情報で勧誘される場合があります。

ノルマが存在する限り強引な勧誘はなくならないといってもいいでしょう。

トラブルを避けるためにも、WEBで契約内容を確認してから契約することをおすすめします。

＼特に代理店イベントは注意が必要！／

メーカー直営イベントより強引な勧誘や嘘の情報が横行している場合が多いため。販売代理店が運営しているイベントには特に注意が必要です。

ウォーターサーバーをイオンなどで見るメリット

イベントでの契約はおすすめしていません。

しかし、ウォーターサーバーのイベントでは、WEBではわからないことを体験できる良さがあります。

イベントで実際に使用してみる場合は以下の点を注意して確認しましょう。

WEBだけでは実際の使用感やサイズはいまいち分からないため、もし近くでイベントを開催している場合はぜひチェックしてみましょう。

しかし、営業マンの強引な勧誘でそのまま契約してしまわないように注意が必要です。

注意！ウォーターサーバーのレンタル料は無料でも維持費はかかる

ウォーターサーバーは家電製品と同じで、水代以外にも維持費がかかります。

そこで維持費にはどんなものがあるのかまとめてみました。

ウォーターサーバーの維持費
維持費等	目安金額
初期費用	無料〜8,800円
レンタル料	無料〜約1,100円/月
メンテナンス費	無料〜約630円/月
電気代	約350円～約1,500円/月
水の購入費(24L)	約2,500〜4,200円/月
水の配送料	無料～200円/本
解約金	6,000円～22,000円 （契約期間内の解約の場合）

初期費用

入会金や設置費用のことです。

設置費用に関しては、初期費用が無料となってるメーカーは大抵が自分で設置する必要があります。

メーカーによっては有料で設置サービスを実施していますが、費用が掛かるため事前に確認しておきましょう。

レンタル料

レンタル料は無料～1,100円程度が相場です。

最近はレンタル料無料の機種も増えていますが、機種により性能が違ってくるため用途や家族構成に合わせて最適なものを選びましょう。

メンテナンス料

定期的な点検やウォーターサーバーを交換するための費用です。

メンテナンス無料という場合が多いのですが、それは機器本体にセルフクリーン機能があるので、業者のメンテナンスは必要無いというメーカーが多いためです。

また、「コスモウォーター」の場合は月々のメンテナンス料が無料の上、2年経過後に申し出れば新しい本体に交換してくれるため非常に安心です。

他にも通常使用していて故障した場合、無料で修理をしてくれるのかもチェックしておきましょう。

＼コスモウォーター交換時の注意点！／

コスモウォーターで2年経過後に本体交換を行うと、そこから2年間の最低利用期間が再度発生します。最低利用期間内に解約すると解約料金が発生するので注意しましょう。

電気代

ウォーターサーバーの電気代は高いもので1,000円以上になる機種があります。

電気代を抑えるには、エコ機能が搭載されているメーカーを選びましょう。

電気代が安いウォーターサーバー【一覧表】

メーカー | 機種名	電気代（1ヵ月）
デュオ （フレシャス）	330円
エブリィフレシャス・トール （エブリィフレシャス）	360円
スラット （フレシャス）	380円
エブリィフレシャス・ミニ （エブリィフレシャス）	410円
smartプラス （コスモウォーター）	474円
flows （ハミングウォーター）	475円
amadanaグランデ （プレミアムウォーター）	490円
スリムサーバーlll （プレミアムウォーター）	500円
クリクラ省エネサーバー （クリクラ）	535円

最近はエコ機能搭載機種が多く、電気代が500円/月程度の機種もたくさんあります。

ウォーターサーバーの電気代に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみて下さい。

水の購入費(24L)

水の料金は12Lで1,500～2,000円程度が相場です。

ウォーターサーバーのレンタルを無料にする代わりに、水代を高めに設定している場合もあるので注意です。

最近人気が急上昇しているのが、水代不要の「水道水ウォーターサーバー」です。

自宅の水道水を補充して使用するため、水の量を気にせずに好きなだけ使えると言うメリットがあり、水道水ウォーターサーバーへ乗り換える方も急増中。

詳しくは下記記事で解説しているのでご覧ください。

水の配送料

ほとんどのウォーターサーバーで配送料は無料です。

しかし、北海道や沖縄などでは別途配送料が必要なメーカーもあります。

イベントなどで「今契約すれば配送料無料です！」などの勧誘はほとんどが嘘なので注意しましょう。

解約金

契約期間はメーカーや、契約したプランによって違いがあります。

1～3年の契約期間＝最低利用期間のメーカーが多く、その期間に解約すると解約金が発生する仕組みです。

違約金やサーバー回収手数料と呼ばれる場合もありますが、約6,000円から20,000円程度が相場です。

同じウォーターサーバーをずっと使うのが不安な方は、より契約期間の短いメーカーや解約金が低い機種を選ぶことをおすすめします。

ウォーターサーバーのメリット・デメリット

ウォーターサーバーが怪しくないことが分かったところで、果たして自分には必要なのでしょうか。

メリット・デメリットを知った上で、自分には必要なのか検討してみましょう。

より詳しいメリット&デメリットは以下の記事を参考にしてみて下さい。

ウォーターサーバーのメリット

• 美味しい水を手軽に飲める
• 宅配してくれるから水を毎回購入しなくていい
• ペットボトルのゴミの量が減る
• 冷水と温水をいつでも手軽に使える
• 部屋のインテリアにもなる

美味しい水を手軽に飲める

多くのウォーターサーバーは、富士や京都、北アルプス等の日本でも有名な湧水や地下水を源泉としています。

長い年月をかけて自然に濾過され、ミネラルを含んだ天然水は美味しいという人も多いです。

美味しい天然水をいつでも手軽に飲めるのは、ウォーターサーバーの最大の魅力ですね。

宅配してくれるから水を毎回購入しなくていい

ウォーターサーバーなら、スーパーやネット通販などで、毎回水を購入する必要がありません。

市販のペットボトルを、自分で購入する場合に比べて、労力や時間を大幅に減らせます

さらに、水道水ウォーターサーバーの場合は、水の受け取りすら必要ないため、一人暮らしの方などでも安心して使用することができます。

ペットボトルのゴミの量が減る

市販のペットボトルゴミの処分はなかなかの手間。

ラベルを剥がして、中を洗い、乾かし、つぶして、地域のリサイクルゴミの回収で捨てる。

あるいは、最寄りスーパーの回収ボックスに持っていくなど大変ですが、ウォーターサーバーを使うことで、そんな手間が大幅に省けます。

また、リサイクル式のリターナブルボトルや水道水ウォーターサーバーの場合はプラスチックゴミが出ることもありません。

ボトル方式	メーカー
ワンウェイ	コスモウォーター プレミアムウォーター
リターナブル	クリクラ
水道水浄水	ハミングウォーター エブリィフレシャス

冷水と温水をいつでも手軽に使える

ウォーターサーバーがあれば、いつでも熱いお湯や冷たい水がすぐに使用できます。

赤ちゃんのミルク作りや夜食のカップラーメン、急な来客にもお湯がすぐ使えてとても便利です。

一度使い始めると、手放せなくなる方も多いです。

部屋のインテリアにもなる

スタンド型のウォーターサーバーは、それなりの大きさがあるので部屋のイメージを左右します。

また、来客の時も目に着きやすいので、デザイン性は気になるところですよね。

最近のウォーターサーバーは、おしゃれでインテリアとしても優れているものが増えています。

おしゃれなウォーターサーバーが気になる方は以下の記事をご覧ください。

ウォーターサーバーのデメリット

• 設置場所やボトルの保管場所が必要
• ランニングコストがかかる
• 衛生管理の必要性

ウォーターサーバーには、当然ながらメリットだけでなくデメリットもあります。

続いてはそんなデメリットについて見て行きましょう。

設置場所やボトルの保管場所が必要

ウォーターサーバーは設置する場所やボトルの保管場所が必要となります。

大きさは一般的なタイプで幅・奥行き、それぞれおよそ30～40センチ、高さはおよそ1メートル前後です。

どこに設置するのか、設置した後の使い勝手はどうかなど、あらかじめ確認しておきましょう。

ランニングコストがかかる

ウォーターサーバーは家電製品なので、もちろんランニングコストがかかります。

水のボトルは12Lで約2,000円程度が主流ですが、この費用が定期的に発生します。

また、電気代やウォーターサーバーによってはメンテナンス費用、レンタル料も必要です。

契約前には必ずランニングコストとして何がかかるのかも確認しておきましょう。

衛生管理の必要性

ウォーターサーバーでは、安全に使い続けるために衛生面の問題も挙げられることがあります。

まず、ウォーターサーバーのお水には、水道水のように殺菌のための塩素が用いられていません。

そのため雑菌が繁殖する危険性が指摘されています。

しかし、ウォーターサーバーにはクリーン機能がついている機種が多いため衛生面も安全といえます。

はじめてウォーターサーバーを使う方におすすめの機種

ウォーターサーバーを初めて使用する方は以下の3つが特におすすめです。

エブリィフレシャス

＼初月料金3,300円が無料！／ エブリィフレシャスの詳細を見る
月額料金	3,300円 （定額制で使い放題）
水の種類	浄水
静音設計	あり
契約期間 解約違約金	1年未満-22,000円 2年未満-16,500円 3年未満-11,000円

ミルク作りに最適な70～75℃対応！

エブリィフレシャスのECOモードは電気代を安くするだけでなく、赤ちゃんのミルク作りに最適な70～75℃前後の温度を使用することができます。さらに6ヵ月に1度、交換する浄水フィルターも永年無料です。

ピュアライフ｜ウォータースタンド

＼今なら3ヵ月半額セール＆契約期間・解約金なし!!／ ウォータースタンド・ピュアライフの詳細を見る
月額料金	3,300円 （定額制で使い放題）
水の種類	浄水
静音設計	あり
契約期間 解約違約金	1年未満-22,000円 2年未満-16,500円 3年未満-11,000円

夏シーズン限定！半額キャンペーン!!

最新機種の「ピュアライフ」は夏シーズン限定（9月30日までの申込み対象）で、業界初の「3ヵ月半額＆契約期間の縛りなし！トライアルキャンペーン実施中」のため、ウォーターサーバーをお試しで使うには最適の機種と言えるでしょう。

コスモウォーター｜コスモライフ

＼コスパ大！かかる費用は天然水だけ／ smartプラスNextの詳細を見る
月額料金	4,104円 （費用は水代のみ）
水の種類	天然水
静音設計	あり
本体サイズ	横30cm／奥34cm／高110cm
契約期間 解約違約金	2年未満-9,900円

＼足元でボトル交換で楽らく／

水ボトルは1本12Lもあるので交換が一苦労です。コスモウォーターなら足元でスライド式にボトル交換できるので妊婦の方やご年配の方でも簡単に交換することができます。

ウォーターサーバーのよくある質問

ウォーターサーバーは日本ではいらない？

ウォーターサーバーがいらないという人の理由として多いのが以下になります。

• スーパーで安いお水が買える
• ペットボトルのお水でいいと思っている
• 日本の水道水は十分美味しい
• 使用していない時間の電気代がもったいない

しかし、近年のおうち時間増加も影響し、ウォーターサーバーの普及率は年々増えています。

便利なメリットが沢山あるウォーターサーバーですが、デメリットもしっかりと理解し契約をするようにしましょう。

ウォーターサーバーがずっと無料って本当？

ウォーターサーバーにはレンタル料を無料にできる理由があります。

それは上記でもご説明した通り、水の料金などから利益を得ているためです。

レンタル料無料に期間を設けている方が珍しいですが、契約前には念のためいつまで無料なのか確認しておきましょう。

ウォーターサーバーは無料でお試しできるの？

ウォーターサーバーには初めて使用される方のために無料お試しのサービスを行っているメーカーもあります。

以下の記事で無料お試しができる会社を紹介しているので、参考にしてみて下さい。

～ この記事のまとめ ～

ウォーターサーバーは無料という言葉で怪しく思っている人も多いようです。
無料のからくりを知れば全く怪しくありませんでしたね。自分に合ったウォーターサーバーを是非探してみてください。