ウォーターサーバーのお湯の温度を6社比較!高温が使えて電気代が安いおすすめ機種
ウォーターサーバーは機種により冷水やお湯の温度が大きく違います。
そのため赤ちゃんのミルク作りやインスタント食品を頻繁に使用する方は温度設定を確認しておきましょう。
巷では「カップラーメンを作るにはウォーターサーバーのお湯はぬるい」という声も聞かれるため、カップラーメンも美味しく作ることができる優秀なウォーターサーバーをご紹介しています。
この記事ではウォーターサーバーのお湯の温度について注目して解説いたします。
検証内容|実際に30台以上のウォーターサーバーを使用しています
※記載の月額費用は水代+本体レンタル料+安心サポート料等の必要コストの合計(税込)になります。尚、表示価格は総額表示になります。(参考:消費税法の考え方)
※記載の電気代は一般家庭の消費エネルギーにおけるJDSA基準の「消費電力測定基準」又は公式サイト発表の金額になります。
※一部、参考元としてウォーターサーバーガイドラインを参考にしています。
ウォーターサーバーのお湯の温度を比較!温度設定が高いおすすめ機種
ウォーターサーバーは数多くの種類がありますが、今回は特に人気の高いメーカーから13台をピックアップして比較しました。
カップラーメンを作る際には「85℃~90℃」のお湯が使えるウォーターサーバーであれば問題なし。
機種やメーカーによって設定温度は違うため、契約後に失敗しないためにも事前に確認しておきましょう。
機種名 | お湯の温度 |
---|---|
tall (エブリィフレシャス) |
85~90℃ |
smartプラスNext (コスモウォーター) |
80~90℃ |
flows (ハミングウォーター) |
80~90℃ |
スラット (フレシャス) |
80~90℃ |
デュオ (フレシャス) |
80~85℃ |
デュオミニ (フレシャス) |
80~85℃ |
スリムサーバーlll (プレミアムウォーター) |
85℃ |
アマダナスタンダード (プレミアムウォーター) |
87℃ |
アマダナグランデ (プレミアムウォーター) |
87℃ |
カドー (プレミアムウォーター) |
90℃ |
クリクラサーバー (クリクラ) |
75~85℃ |
クリクラFit (クリクラ) |
80~93℃ |
クリクラ省エネ (クリクラ) |
75~85℃ |
人気メーカーから全13機種を比較してみましたが、80℃~85℃の機種が多く、90℃以上になる機種は”わずか6台”だけでした。
その中でも一番熱いお湯を使用できるのが「クリクラFit」です。
クリクラFitには「再加熱機能」や「リヒートモード」と言われる高温のお湯を出すことができる機能が搭載されています。
もっとも熱いお湯を使える:クリクラFit
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月額料金 | 3,640円 (水代+安心サポート料) |
水代 | 3,180円(12L×2本=24L) |
サーバーレンタル代 | 無料 |
安心サポート料 | 460円 |
温度 | 温水:80~93℃ 冷水:5~11 ℃ |
今回ご紹介した全13機種の中で一番お湯の温度が高いのがクリクラのクリクラFitです。
再加熱機能を使うことでお湯の温度を93℃まであげることができます。
また、クリクラFitは現在「当サイト限定で全員8,000円キャッシュバック実施中」のためどこよりもお得に始めることができます。
高温が出るおしゃれなフレシャス:スラット
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月額費用 | 4,244円 (水代+レンタル料) |
水代 | 3,254円(9.3L×2本=18.6L) |
サーバーレンタル代 | 990円 |
温度 |
リヒートモード:90℃ 温水:80〜85℃ ECOモード:70〜75℃ 冷水:4〜10℃ |
おしゃれさだけでなく、高性能なウォーターサーバーとして人気なのがフレシャスの『スラット』です。
グッドデザイン賞受賞のおしゃれなデザインに加え、ボトルは他メーカーよりコンパクトサイズで足元交換タイプのため、女性やお年寄りにも人気の高い機種です。
そんなフレシャスのスラットは「リヒートモード」という再加熱機能を搭載しており、通常より高い90℃超えのお湯を使用することができます。
インスタント食品を食べる際などはリヒートモードを活用すれば幅広く活用することができます。
ミルク作りに最適な温度のウォーターサーバー
ウォーターサーバーのお湯は赤ちゃんのミルク作りでも大活躍します。
ミルク作りに最適な温度は「70℃~75℃」と言われています。
赤ちゃんのミルク作りに最適な温度が使えるウォーターサーバーの中でも、もっともおすすめなのが「エブリィフレシャス・トール」です。
エブリィフレシャス・トール
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月額費用 | 定額3,300円 |
水代 | 使い放題 |
ボトル交換 | 不要 |
温度 |
リヒートモード:90℃ 温水:80〜85℃ ホットエコ:70〜75℃ 常温水 クールエコ:10~15℃ 冷水:5〜10℃ |
エブリィフレシャス・トールは水道水を補充して使用する浄水型ウォーターサーバー。
重い水ボトルの交換が不要で、月額3,300円飲み放題という魅力があります。
ミルク作りに最適な70~75度のお湯を使うことができるので、赤ちゃんのミルク作りが驚くほど時短に。
6種類の温度が使える
エブリィフレシャス・トールは冷水、温水だけでなく6種類の温度を使用することができます。
モード | 温度 | 使用目的 |
---|---|---|
熱湯 | 90℃ | インスタント食品 |
温水 | 80~85℃ | コーヒーや紅茶 |
ホットエコ | 70~75℃ | 赤ちゃんのミルク |
常温水 | 20℃ | 起床時など |
クールエコ | 10~15℃ | 赤ちゃんのミルク |
冷水 | 5〜10℃ | 水割りなど |
冷水や温水だけでなく、複数の温度の水を使えると非常に便利です。
起床時など身体を冷やしたくない場合は常温水を飲んだり、赤ちゃんのミルク作りの時はECOモードにしたりと使い分けができます。
詳しくは以下の記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ウォーターサーバーのお湯が出る仕組みは2種類ある
ウォーターサーバーからお湯が出る仕組みは、電気ポットと同じ方式と、ヒーターバンドでタンクを温める方式があります。
以下は公式発表されている一部の機種です。
以下に無い現在使用中のウォーターサーバーを調べる際は各メーカーに問い合わせてみましょう。
内部から温める「金属棒式」
- スリムサーバーlll
- amadanaグランデ
- クリクラFit
- クリクラ省エネサーバー
温水タンク内に設置された金属棒を電気によって加熱する方式です。
この金属棒の熱によってタンク内のお水を温めています。
外部から温める「ヒーターバンド式」
- コスモウォーター
- amadanaスタンダードサーバー
- クリクラサーバー
ヒーターバンドを使った仕組みで、温水タンクの外部に巻かれたバンドヒーターを加熱することで水を温めています。
2つの方式の違いは内部から加熱するか、外部から加熱するかの違いのため温度には差はありません。
しかし、電気代は金属棒式の方が高くなる傾向にあります。
お湯を使うと電気代は高い?
前述したとおり、電気代は金属棒式の方が高くなる傾向にあります。
各社が公開している電気代は冷水、温水を均等に使った際の電気代を計算しているため電気代が気になる方は下記の記事をご覧ください。
ウォーターサーバーの電気代を比較して一覧にまとめています。
有名なウォーターサーバーの温度と電気代
機種 | 温度 | 電気代 |
---|---|---|
スラット (フレシャス) |
80~90℃ | 約330円 |
エブリィフレシャス | 70~90℃ | 約360円 |
Smartプラス (コスモウォーター) |
80~85℃ | 約474円 | ハミングウォーター | 80~90℃ | 約475円 |
お湯がいつでも使えて便利なウォーターサーバー。
いつでも使えるということは、常に電気代がかかり、高くなるイメージがありますが、そんなことはありません。
ウォーターサーバーの電気代は電気ポットやケトルよりも安い場合がほとんどです。
電気ポットやケトルの場合、月々の電気代は約1,000円程度かかると言われています。それに対して、ウォーターサーバーは330円~です。
お湯を頻繁に使うという方は、ウォーターサーバーを導入することで時短と節約ができるのでおすすめです。
ウォーターサーバーのお湯はぬるい?どうして100度の沸騰した熱湯が出ないのか
どのメーカーのウォーターサーバーも100℃の熱湯を出すことはできません。
それには2つの理由があります。
- ウォーターサーバーから熱湯が出ない理由
- 温水タンクの劣化を防止するため
- 電気代の削減するため
前述した通り、ウォーターサーバーからお湯が出る仕組みは2種類ありますが、どちらの方式もできたお湯を保温しています。
常に100℃の状態に保っていると、タンクやヒーターに負担がかかり劣化が早くなってしまいます。
また電気代も非常に高くなってしまいます。
温水・冷水それぞれのタンクは断熱素材で覆われて保温対策が取られており、電気代削減を行っています。
タンクには温度計が設置されており、設定温度の上限に達すると加熱がストップする仕組みです。
そして温度が設定温度の下限まで降下すると、ヒーターが再稼働し上限まで加熱するようになっています。
この様な仕組みのため、ウォーターサーバーは100℃のお湯が出ないのです。
ウォーターサーバーのお湯の温度表記について
温度の表記の仕方を確認してみましょう。
公式サイトの温度の表記例
・「80℃~90℃」「約85℃」「83℃前後」
これらは実際に各メーカーの公式サイトで使われている表記で、メーカーにもよりますが、表記方法は幅がある表現となっています。
どうしてこのようにアバウトな表記なのでしょうか。
それはウォーターサーバーのお湯を作る仕組みが関係しています。
前述したとおり、ウォーターサーバーでお湯を作る仕組みは2種類あります。
どちらの場合も電気代を抑えたり、温水タンクの劣化を防ぐなどの理由があり、温度が上限値になると加熱がストップします。
そして下限値になると再度加熱がスタートし、上限値になるとストップするという仕組みになっています。
つまり、温水温度が80~90℃と表記されているなら、80℃以下になれば加熱がスタートし90℃になるとストップするということです。
そのためお湯を使うタイミングによっては少しぬるく感じるかもしません。
ウォーターサーバーでカップラーメンを作る注意点
ウォーターサーバーの導入を検討される際に「カップラーメンを手軽に作りたいから」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、先ほどもご紹介した通り、ウォーターサーバーの平均的なお湯の温度は約80℃前後。
そのため、ウォーターサーバーで作った場合はカップラーメンを作る最適な温度より少しだけ低くなってしまいます。
カップラーメンを作るときの注意点
・直接注ぐとお湯が飛びはねる可能性あり
・お湯を使うタイミングによってはぬるい
カップラーメンに直接お湯を注ぐと、お湯がはねて火傷してしまう危険性があります。
お湯を注ぐ際は火傷しないように慎重に注ぎましょう。
また加熱がストップしてお湯の温度が下限値付近の場合があります。
その場合、カップラーメンを作るには温度が低く、麺に芯が残ったり味が落ちてしまうかもしれません。
カップラーメンを美味しく作りたい方は、再加熱機能やリヒートモードが搭載されたおすすめの機種を選びましょう。
ウォーターサーバーのお湯・温度についてのよくある質問
ウォーターサーバーの電気代はどれくらい?
一昔前は、ウォーターサーバーの電気代平均は1,000円前後でした。
最近は省エネ性能の高い機種が多くなり、500円を切る機種も珍しくありません。
ウォーターサーバーのお湯がぬるい原因は?
こちらでもお伝えした通り、ウォーターサーバーは設定温度に達すると加熱がストップし、保温に切り替わります。
そして設定温度下限まで来ると再度ヒーターが稼働する仕組みのため、下限値付近では80℃前後になってしまいます。
また、一度に大量のお湯を使用した際も、水からお湯にするのに時間がかかるため、ぬるいお湯が出る可能性があります。
常温水が使えるウォーターサーバーはあるの?
- 常温水が使えるウォーターサーバー
- ハミングウォーター
- スラット
- スラット・カフェ
- エブリィフレシャスtall
- ふじざくら命水
上記機種は冷水と温水だけでなく、常温水も使用することができます。